ついに狼を自認するLGBT現る
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今回のＬＧＢＴ法案をめぐっては、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が大活躍した。大使はツイッターで、ＬＧＢＴの権利擁護を繰り返し訴え、広島Ｇ７（先進７カ国）サミットの直前には、１５カ国の公館代表らとともに「日本には希望の兆しが見えている。誰１人取り残さない社会を実現するときだ」などと発信した。
ＬＧＢＴの権利擁護は米国の一致した見解か、といえば、とてもそうは言えない。共和党は強く反対している。これは民主党、ジョー・バイデン政権の政策なのだ。背景にあるのは、「自由と民主主義、人権擁護は絶対的な正義であり、それを世界に広めるのは米国の使命」と考えるリベラリズム（理想主義）の思想である。
米国がイラクやアフガニスタンで戦争を続けたのは、当初は核開発疑惑や同時多発テロをした国際テロ組織アルカーイダに対する報復だったが、その後は「彼らの国を民主国家に作り替える」ためだった。日本も同じで、大使は「日本という国を改造してやる」という情熱に燃えているのだ。だが、イラクやアフガニスタンで見事に失敗したように、米国が日本を作り替えることなどできない。それどころか、大使の言動のおかげで、民主党政権の米国は本来、強力な「親米」であるはずの日本の保守派を敵に回してしまった。
https://www.zakzak.co.jp/article/20230617-SJ2GJ5IPQVKMB...
今回のＬＧＢＴ法案をめぐっては、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が大活躍した。大使はツイッターで、ＬＧＢＴの権利擁護を繰り返し訴え、広島Ｇ７（先進７カ国）サミットの直前には、１５カ国の公館代表らとともに「日本には希望の兆しが見えている。誰１人取り残さない社会を実現するときだ」などと発信した。 ＬＧＢＴの権利擁護は米国の一致した見解か、といえば、とてもそうは言えない。共和党は強く反対している。これは民主党、ジョー・バイデン政権の政策なのだ。背景にあるのは、「自由と民主主義、人権擁護は絶対的な正義であり、それを世界に広めるのは米国の使命」と考えるリベラリズム（理想主義）の思想である。
米国がイラクやアフガニスタンで戦争を続けたのは、当初は核開発疑惑や同時多発テロをした国際テロ組織アルカーイダに対する報復だったが、その後は「彼らの国を民主国家に作り替える」ためだった。日本も同じで、大使は「日本という国を改造してやる」という情熱に燃えているのだ。だが、イラクやアフガニスタンで見事に失敗したように、米国が日本を作り替えることなどできない。それどころか、大使の言動のおかげで、民主党政権の米国は本来、強力な「親米」であるはずの日本の保守派を敵に回してしまった。
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